特許・技術

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◆経験した特許出願・中間対応の案件数はのべ1000件以上

過去の全ての案件について、依頼者の指示に安易に従うことなく特許出願の意義を徹底的に検討して対応してきました。

その原動力は、技術に対する純粋な「好奇心」、そして自らもPHP、SQLといったウェブ言語でのシステム開発を行うことによる発明者との「共通言語」

担当した出願業務のほとんどにおいて発明者と徹底的なディスカッションを行い、依頼当初の想定を超えた内容の特許出願を実現してきました。
発明者との打ち合わせがヒートアップし、技術の細部に対する追及のしつこさに嫌気が差してしまった発明者が、いつの間にか目を輝かせて発明について語り始める。そんな瞬間に大きな喜びを感じます。

専門とする分野は情報処理、特に画像処理やネットワークシステムですが、大手事務機器メーカーの仕事として、プリンタ、FAX、スキャナによって構成される複合機やネットワークサービス等、他分野にわたる案件を長年経験しており、情報処理に限らず機械、回路、材料まで幅広く対応可能です。

また、大学では物性系の研究室に所属してキッテルを読んでおり、その知識と弁理士としての専門分野の融合である量子コンピューターの特許を書く日を待ち望んでおります。

◆価格競争はしない

ネットで特許出願についての弁理士の手数料を検索すると、様々な金額を目にします。
1件の特許出願を20万円以下で請け負う弁理士もいるようです。

そのような価格が設定される根拠の1つは大手企業による値段設定です。
企業の知財部によって知財の戦略を立て、特許出願の内容をある程度まとめた上で弁理士に依頼をすることによりコストを下げる、その結果が1件で20万円、もしくはそれ以下という価格の根拠となってきました。
その場合、弁理士に求められているのは「提示された出願の指示内容に従って最大限に効果の得られる特許出願を行う事」です。
私自身、提示された指示を覆してでも、それ以上に効果の得られる特許出願を行ってきましたし、多くの弁理士がそのように努力してきた結果、今や体裁の整っていない丸投げの出願依頼でも20万、それ以下の価格による特許の仕事は横行しているようです。

その後、1件で20万円という価格のみが独り歩きを始め、特に条件を提示することなく1件で20万円を切るような価格で特許出願を請け負う弁理士が増えてきました。

しかし、内部に知財を専門に扱う部署を抱えていない中小企業にとって、1件20万円の弁理士に特許出願を依頼することは得策ではありません。
特許における弁理士の仕事とは、指示の内容に従って特許出願の明細書を作成することではなく、企業の技術や事業戦略を理解し、その上で最大限に効果の得られる知財戦略、特許戦略を検討し、その戦略の中での戦術として企業が特許出願を行う際の代理を行う事です。

このような業務は、大企業の知財部からの指示に従って特許明細書を作成する1件20万円の仕事、即ち企業の知財部によって体裁の整えられた特許出願の依頼だけを続けてきた弁理士には不可能なことです。

1件当たり20万円以下で特許出願を請け負う弁理士は、
・大企業からの依頼による特許出願、すなわち道筋が整えられた状態の特許出願の仕事しか知らず、それ以上の仕事が必要であるということを知らない弁理士
・価格の安さでしか勝負できない弁理士
・低い報酬で雇った従業員に仕事をさせ、自らまともに対応しない弁理士
このいずれかではないでしょうか。

私が特許出願の仕事を請ける場合、最低でも30万円から。
しかし、依頼に際して資料の作成や図面の作成等を要求することは一切ありません。
丁寧なヒアリングによりクライアントにとって何が必要であるかを見極め、必要な図面などもこちらで作成して完全な特許出願を実現します。

◆主な実績

・弁理士、特許技術者のトレーナーとして多くの明細書の内容をチェックし、明細書作成指導を行う。
・特許出願・中間手続き経験1000件以上。
・数多くの特許査定を獲得。