知り合いのお店に著作権ゴロがやってきた

かれこれ10年はお世話になっている、その道のプロの知り合いがいるのですが、その人のお店に独占禁止法違反の著作権ゴロがやってきたというハナシです。

音楽著作権
飲食店等でCD等の音源を使う場合には、JASRACにお金を払う必要がある
というハナシ、誰でも聞いたことがあるかと思います。

まぁはっきり言って払ってない人の方が多いのが現状だと思うのですが。
ヒットチャートに数週間のって、一年後には誰も覚えてないような流行の曲をBGMとして使いたいのなら、JASRACに金を払えばいいと思います。

これに対して、
「ヲマイラ、独禁法違反」
と言われ、天下り共の食い扶持が稼げなくなってきたからか、最近躍起になってかなり小さい飲食店等に対しても圧力をかけているという話を聞きます。
告発とかもしているらしいですね。

まぁ、私の知り合いのお店は飲食店ではないのですが。

で、噂に聞いていただけで、実際にどのような取立てをやっているのか知らなかったのですが、知り合いから色々と聞いて腹が立ったので、

著作権ゴロから嫌がらせを受けた場合に考えるべきこと

を書いてみます。

まず、連中は
「有線と契約せずにBGMをかけているならJASRACに金を払え」
と言ってきます。

ダウトです。

JASRACは、すべての楽曲の著作権を管理しているわけではありません。
確かに、現状では我が国で販売されている音源の大半はJASRACによって管理されている楽曲かもしれませんが、そうではない曲も存在します。
その存在がある限り、「BGMをかけているなら」という条件付けで金を要求するのは、ただの脅し、脅迫でしかないでしょう。

音楽の著作権管理団体として正当な活動を主張するのであれば、
法律がどのようになっているのか、制度がどのようになっているのか、
それをしっかりと説明した上で、対象の店舗がそのレールに乗っているのかどうかを対話の中で確認していく作業が必須なはずです。
それをやらずに、天下りを食わせるための銭をせっせと集めている、というか、それらを説明するような知識を持ってすらいない連中が脅迫的に銭集めをしているんでしょう。

私がJASRACが嫌いな一番の理由がここです。

データベースの内容の精度も怪しいものですが、JASRACの管理楽曲はここで検索できます。
もし、何かお店をやっていて「これ!」と決めたBGMを使用している場合、そこで検索してみるのもよいと思います。
ここで色々と条件を変えて検索しても出てこないのであれば、それはJASRACの管理外の楽曲ですので、少なくともJASRACに金を払う必要はありません。

著作権フリーという趣旨で販売されているCDもあります。
そのような音源しか使わないのであれば、JASRACに金を払う必要はありません。
それでも、連中はゴロですから「BGM流れてるから金払え」と言ってきます。

ネット上には、多くの著作権フリー音源が存在します。
最近全然やってないですが、以前たま~にニコ生で放送していた際、ネット上の著作権フリー音源をBGMに使わせてもらったりしていました。
それらの音源を流すのであれば、JASRACに金を払う必要は当然ありません。
それでも、連中はゴロですから「BGM流れてるから金払え」と言ってきます。

個人的には、ネット上のフリー音源を色々と探してみるのが一番賢いと思います。

これらの対応の更に先、法律的にチャレンジする!
という部分もありますが、それはまた別の機会に。

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