3DSはソフトがなくても楽しい! 立体視で遊ぼう

いつもとはちょっと違ったハナシを。

携帯型ゲーム機として最も普及していると言っても過言ではないニンテンドー3DSですが、その大きな特徴は「裸眼立体視ディスプレイ」でしょう。

ですが、残念ながらこの裸眼立体視ディスプレイはユーザーに十分楽しまれているとは言い難いようです。

かくいう私は、3DSのソフトが遊びたかったわけではなく、この裸眼立体視ディスプレイで遊びたかったがために3DSを買いました。

そこで、今回は3DSの裸眼立体視ディスプレイを楽しむ方法について書きたいと思います。

<1.ステレオ写真を撮ろう>

裸眼立体視ディスプレイを楽しむためには、当然に立体画像が必要になります。
では、その立体画像とは何かと言うと、人間の右目で見た画像と、左目で見た画像、2枚の画像がセットになった画像です。
つまり、人間の右目で見た画像と、左目で見た画像をそれぞれ撮影して組み合わせれば立体画像が出来上がるわけです。

その撮影方法は至って簡単、何か撮りたいものを一度撮影したら、横に数センチだけずれて撮影すればそれでOK!
今回は、解体前にお台場に撮りに行った1/1ガンダムで実験してみましょう。

これが、立体画像を作るために撮影した2枚の画像です。

わかるでしょうか?
ガンダムと後ろの建物との位置関係が微妙に変わっていると思います。

今回は、左側の画像を撮影した後、少し右にずれて右側の画像を撮影しました。
右目で見た場合と左目で見た場合の見え方の違い、それが脳で勝手に処理されて物が立体的に見えているわけです。
つまり、立体画像というのは脳を騙す仕組みなんですね。

<2.画像をMPO形式に合成しよう!>

ステレオ画像のための2枚の画像が撮影できたら、次はその画像を1つのファイルとして合成します。
これはソフトを使えば簡単です。

ステレオフォトメーカーというソフトを使います。

ダウンロード&インストールは自己責任でお願いしますね。

というわけで起動しますと、こんな画面が開きます。

この画面で「ファイル」→「左右の画像を開く」で、先程のステレオ画像を開くと、こんな画面になります。

この画面で右目用の画像は右側に、左目用の画像が左側に表示されるように入れ替えます。
左右の入れ替えはこのボタンでできます。

左右の画像を適切に配置できたら、立体画像としての自動位置調整を行います。
自動位置調整はこのボタンでできます。

これで立体画像として保存するための準備はもう完了です。

あら簡単!

もし、立体視に対応したモニタをお持ちなら、この段階で立体視を確認することができます。
そのために、表示形式を変更します。
表示形式はモニタの立体視機能に応じて選択する必要がありますが、ここらへんのボタンのどれかでいけます。

尚、モニタの立体視の形式によっては、左右の画像を逆にする必要があります。
その場合は、上で説明した左右入れ替えボタンで画像を入れ替えてみて下さい。
画像が立体的に見えると思います。

ただし、3DS用に保存する時は右は右、左は左の状態に戻しましょう。

そして、「ファイル」→「MPファイルとして保存」で、ファイルを保存します。

この時、ファイル名には「大文字英数8文字であること」という規則があるので、それを守ってファイル名を付けましょう。

<3.MPOファイルを3DSのSDカードに保存しよう!>

3DSのSDカードをパソコンのカードリーダーに指し、先程作ったMPOファイルをパソコンからSDカードに保存します。
基本的な方法はネット上にたくさん情報があるのでそちらをご参照下さい。

こことか、いいと思います。

完了すれば、3DS上で立体画像を見る事ができます。
自分で作った画像を立体で初めて見た時の感動をどうぞ感じて頂ければ。

 

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