※アイキャッチ画像の意味については後ほど。 同人誌違法アップロード事件、とでも呼べばいいでしょうか。令和2(ネ)10018知財高裁判決(原審:平成30(ワ)39343東京地裁)この判決以降、「キャラクターは著作物じゃない!」「同人誌は法的にセーフ!」 […]
クリエイター
写真のイラスト化事件
絵描き系の事件で興味深いものがありました。 写真素材を有料で販売する原告が、その写真を元に書き起こしたイラストを自費出版物(同人誌)の一部に掲載した被告を複製・翻案権の侵害で訴えましたが、侵害ではないとして退けられました。 原告の写真素材(裁判所 […]
アナログゲームの知財について考える
アナログゲームが大好きです。 カードをめくる瞬間、コマを動かす瞬間、 テレビゲームも好きですが、アナログゲームにはテレビゲームには無い良さがありますね。 例えば、スコットランドヤード ババ抜きのババのようなミスターXカードをめぐって参加者の駆け引きや […]
20年近く聴き続けるアマチュア曲に孤児著作物と著作権侵害の非親告罪化を想う
高校、大学、社会人2年目位までバンドをやってました。 学生の間は当然に、社会人になった後も少しの間はプロへの夢を捨ててないくらい没頭してました。 そんな幸せなバンドマン、中でもバンドマンとして一番油が乗っていた大学生の頃、20年近く前のオハナシ。 確 […]
知的財産に関する「使用許諾契約」の罠
「法律と実務は違う」という言葉を時折耳にします。 が、「いくら何でも違い過ぎる」と思うのに、大多数の人が大きな疑問や危機感を抱かずにサラリと流してしまっていると感じる事について少々。 使用許諾契約 アニメや漫画のキャラクターを商品やプロモーションに使 […]
「キャラクター版権」に対する違和感
先日、2/19(日)に東京ビッグサイトにてワンダーフェスティバル、通称ワンフェスが開催されまして、閉会までたっぷりとはいきませんでしたが楽しんできました。 ワンフェスとは? コミケが同人誌等の紙媒体、平面的なモノを中心とした即売会イベントであるのに対 […]
JASRACは嫌いだけど、クリエイターの権利を尊重する世間の意識が低いのも事実というハナシ
WBSをみてムカついた勢いに任せて書いた結果、前回の記事は我ながら口汚くなったものです。 ご気分を害した方もいらっしゃるようで失礼しました。 まぁでも「節度」、特に「弁理士としての節度」みたいな意味不明な事を言うヤカラはどうでもいいけど。   […]
JASRACには微塵も義を感じない
PPAPに続き、「流行りごとは避ける」という自分の中のセオリーに反するのだけれど、WBS見て「カッチーン!」ときたので書きます。 WBSにJASRACの常務理事が出てこんな事を言ってましたね。 「受講料を徴収して(楽曲を)レッスンで利用している以上は […]
PPAPのハナシの続き
さて、「そもそも商標登録なんてされません」という話をした前回に引き続いて書きます。 というか、登録されなければその後のハナシも無いので「もう書かなくていいかな」と思っちゃってたんですが、書くといった以上書かなきゃ運が逃げる気がしたので。 今回の話は、 […]
根拠が怪しいのに主張されている「言い過ぎ知財」を晒していく(けど今回は言い過ぎてなかった)
前回は東京タワーについて書きました。 「次回」と書いたので、スカイツリーについても書いてみようと思います。 が、結論から言えば今回は言い過ぎてないと思います。 早速ですが、公開されている規約。 東京スカイツリーに関する知的財産(名称・ロゴマーク・シル […]