各種のOSS(Open Source Software)ライセンスに関して、記事を分けてそれぞれ書いていきたいと思います。 まずはApacheライセンス(Ver2)から。なぜこれから始めるかと言うと、個人的にこのライセンスが一番バランスがとれているの […]
法律
特別法による保護否定と一般不法行為との関係(2019/4/13追記)
「北朝鮮映画事件が既判力を持つことにより、特別法による保護が否定された場合には一般法の保護も絶望的なようだ」という話を聞きました。 1.「特別法」、「一般法」 「一般法」「特別法」というのは、「一般法」がより広い枠組みでのルール、考え方を規定している […]
OGPと著作権とインラインリンクと著作権法 旧47条の6
インターネットが情報拡散における第一の手段となって久しいですが、中でもTwitter等のSNSによる拡散は現在のインターネットを使った情報拡散において最重要かと思います。 そんな中、OGP(Open Graph Protcol)というプロトコルもまた […]
アナログゲームの知財について考える
アナログゲームが大好きです。 カードをめくる瞬間、コマを動かす瞬間、テレビゲームも好きですが、アナログゲームにはテレビゲームには無い良さがありますね。 例えば、スコットランドヤード(カード)(※2023/1/6リンク修正)ババ抜きのババのようなミスタ […]
商標ブローカーが成立してしまう法の隙間(欠陥)と我思う対応策
改正商標法で「商標トロール」の正常化は進むのか? 我が敬愛する福井健作先生がインタビューに答えておられました。 “商標トロール”だったり、”商標ゴロ”だったり、色々な呼ばれ方をしますが、自分は最初に&# […]
「特許の権利範囲は広く」という都市伝説
3月に浜松でソフトウエア関連の特許等の知財実務について喋らせて頂くので、そこで話す内容の整理も兼ねて。 かれこれ15年特許の世界にいると、一般の人にはあまり馴染みのない言葉なのか、それとも誰だって一度くらい聞いたことはあるのか分らなくもなってくるので […]
ALICE判決以降の米国101条判断に関する一考
「ソフトウエアは特許にならない!?」 そんな極端な風説まで飛び回り米国におけるソフトウエア関連特許の審査に混乱を巻き起こしたAlice Corp. v. CLS Bank International事件(通称:アリス判決,2014年,米国最高裁) 当 […]
チバニアン商標で騒ぐのは時間の無駄でしかないからほっとけ
何故こう、知財のこと、特に商標が世間で話題になる時ってのは駄目な感じなんでしょう。 こちらの記事 ギョーザにキムチ、「チバニアン」相次ぐ商標出願 千葉県市原市田淵の地層が地質年代の模式地として申請されており、それが認められれば約77万~12万6千年前 […]
「リニア」商標の話。世間の報道が中途半端過ぎて。【2017/8/20追記修正】
(2017/8/20追記修正) 修正前記事に対して抗議を受けました。読み手を不快にさせる過剰な表現がありました事をお詫びし、記事を訂正致します。 「リニア」商標争い、超高速 JR出遅れ、玩具で使えず http://www.asahi.com/arti […]
20年近く聴き続けるアマチュア曲に孤児著作物と著作権侵害の非親告罪化を想う
高校、大学、社会人2年目位までバンドをやってました。 学生の間は当然に、社会人になった後も少しの間はプロへの夢を捨ててないくらい没頭してました。 そんな幸せなバンドマン、中でもバンドマンとして一番油が乗っていた大学生の頃、20年近く前のオハナシ。 確 […]