特許検索に関するあれこれ その3の続きです。 ④FIを参照する が終わったら ⑤Fタームを参照する FタームもFIと同じ特許文献の分類記号です。 「何が違うのか?」という問いに対して「ここ!」という明確な回答がしにくいのですが、FIはその特許文献の要 […]
知財
特許検索に関するあれこれ その3~特許分類”FI”の使い方~
特許検索に関するあれこれ その2の続きです。 ③審査経過を確認し、審査されていれば引用文献を参照する が終わったら ④FIを参照する FIとは、File Indexの略で、国際特許分類(IPC)という、国際的に用いられている特許の技術に応じた分類記号 […]
特許検索に関するあれこれ その2~調査方針に従い、まずは足がかりを掴む~
特許検索に関するあれこれ その1の続きです。 ①調査方針の検討 が終わったら ②調査方針に従ってまずは大雑把に検索 「入力された画像に含まれる人間の顔を認識して自動的にシャッターを切る」 「スクロール操作された画面が端に到達したら画面が跳ね返るように […]
特許検索に関するあれこれ その1~特許調査には調査方針の策定が不可欠~
弁理士なので当然に特許検索をすることはちょくちょくありますが、別に特許サーチャーが本職というわけでもありません。 ただ一時期、特許検索ばかりやっていた時期がありまして、その時に色々とコツを掴んだり特許検索の講習会に出たりして自分なりに蓄積されたやり方 […]
「特許の権利範囲は広く」という都市伝説
3月に浜松でソフトウエア関連の特許等の知財実務について喋らせて頂くので、そこで話す内容の整理も兼ねて。 かれこれ15年特許の世界にいると、一般の人にはあまり馴染みのない言葉なのか、それとも誰だって一度くらい聞いたことはあるのか分らなくもなってくるので […]
「弁理士の仕事を奪うAI」の設計思想
※アイキャッチ画像は、GATAG|フリーイラスト素材集よりお借りしました。 「AIで弁理士が失業」に異議 「そんなに単純な仕事じゃない」 日本弁理士会の梶副会長 というわけで、「AIは本当に弁理士の仕事を奪えるのか?」という事を、”弁理士 […]
ALICE判決以降の米国101条判断に関する一考
「ソフトウエアは特許にならない!?」 そんな極端な風説まで飛び回り米国におけるソフトウエア関連特許の審査に混乱を巻き起こしたAlice Corp. v. CLS Bank International事件(通称:アリス判決,2014年,米国最高裁) 当 […]
チバニアン商標で騒ぐのは時間の無駄でしかないからほっとけ
何故こう、知財のこと、特に商標が世間で話題になる時ってのは駄目な感じなんでしょう。 こちらの記事 ギョーザにキムチ、「チバニアン」相次ぐ商標出願 千葉県市原市田淵の地層が地質年代の模式地として申請されており、それが認められれば約77万~12万6千年前 […]
商標法50条1項の「通常使用権者」に関する一考
いきなり条文 第五十条 継続して三年以上日本国内において商標権者、専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが各指定商品又は指定役務についての登録商標(中略)の使用をしていないときは、何人も、その指定商品又は指定役務に係る商標登録を取り消すことについて […]
「リニア」商標の話。世間の報道が中途半端過ぎて。【2017/8/20追記修正】
(2017/8/20追記修正) 修正前記事に対して抗議を受けました。読み手を不快にさせる過剰な表現がありました事をお詫びし、記事を訂正致します。 「リニア」商標争い、超高速 JR出遅れ、玩具で使えず http://www.asahi.com/arti […]