特許検索に関するあれこれ その4の続きです。 ⑤Fタームを参照する が終わったら ⑥FI、Fタームの絞り込みを見極める 既に書いた通り、FIもFタームも人力で付与されているので、必ずしも高精度とは言えない場合があります。 特にFI、 FIの階層構造に […]
特許検索に関するあれこれ その4~技術コード”Fターム”の使い方~
特許検索に関するあれこれ その3の続きです。 ④FIを参照する が終わったら ⑤Fタームを参照する FタームもFIと同じ特許文献の分類記号です。 「何が違うのか?」という問いに対して「ここ!」という明確な回答がしにくいのですが、FIはその特許文献の要 […]
特許検索に関するあれこれ その3~特許分類”FI”の使い方~
特許検索に関するあれこれ その2の続きです。 ③審査経過を確認し、審査されていれば引用文献を参照する が終わったら ④FIを参照する FIとは、File Indexの略で、国際特許分類(IPC)という、国際的に用いられている特許の技術に応じた分類記号 […]
特許検索に関するあれこれ その2~調査方針に従い、まずは足がかりを掴む~
特許検索に関するあれこれ その1の続きです。 ①調査方針の検討 が終わったら ②調査方針に従ってまずは大雑把に検索 「入力された画像に含まれる人間の顔を認識して自動的にシャッターを切る」 「スクロール操作された画面が端に到達したら画面が跳ね返るように […]
特許検索に関するあれこれ その1~特許調査には調査方針の策定が不可欠~
弁理士なので当然に特許検索をすることはちょくちょくありますが、別に特許サーチャーが本職というわけでもありません。 ただ一時期、特許検索ばかりやっていた時期がありまして、その時に色々とコツを掴んだり特許検索の講習会に出たりして自分なりに蓄積されたやり方 […]
亜人間ですねぇ。
先日、こんなツイートを目にしました。 本当に社会で生きる力を中高生へ身につけさせたいならば、学校で週に1時間でも「確定申告」「源泉徴収」「年末調整」「控除」「扶養」などといった実用的な事項を学べる授業があるべきだと思います。現状では社会へ出た瞬間にこ […]
「特許の権利範囲は広く」という都市伝説
3月に浜松でソフトウエア関連の特許等の知財実務について喋らせて頂くので、そこで話す内容の整理も兼ねて。 かれこれ15年特許の世界にいると、一般の人にはあまり馴染みのない言葉なのか、それとも誰だって一度くらい聞いたことはあるのか分らなくもなってくるので […]
3DSはソフトがなくても楽しい! 立体視で遊ぼう
いつもとはちょっと違ったハナシを。 携帯型ゲーム機として最も普及していると言っても過言ではないニンテンドー3DSですが、その大きな特徴は「裸眼立体視ディスプレイ」でしょう。 ですが、残念ながらこの裸眼立体視ディスプレイはユーザーに十分楽しまれていると […]
「弁理士の仕事を奪うAI」の設計思想
※アイキャッチ画像は、GATAG|フリーイラスト素材集よりお借りしました。 「AIで弁理士が失業」に異議 「そんなに単純な仕事じゃない」 日本弁理士会の梶副会長 というわけで、「AIは本当に弁理士の仕事を奪えるのか?」という事を、”弁理士 […]
ALICE判決以降の米国101条判断に関する一考
「ソフトウエアは特許にならない!?」 そんな極端な風説まで飛び回り米国におけるソフトウエア関連特許の審査に混乱を巻き起こしたAlice Corp. v. CLS Bank International事件(通称:アリス判決,2014年,米国最高裁) 当 […]