その1にて、ApacheライセンスのOSSコントリビューターが特許使用権を提供することや、コントリビューター以外に関連する技術の特許権者が存在する場合のリスクを説明しました。 この使用権、OSSのコントリビューションに対応する特許権であり、そのコント […]
著作権
Apacheライセンスと特許の関係を考えてみる~その1~
各種のOSS(Open Source Software)ライセンスに関して、記事を分けてそれぞれ書いていきたいと思います。 まずはApacheライセンス(Ver2)から。なぜこれから始めるかと言うと、個人的にこのライセンスが一番バランスがとれているの […]
特別法による保護否定と一般不法行為との関係(2019/4/13追記)
「北朝鮮映画事件が既判力を持つことにより、特別法による保護が否定された場合には一般法の保護も絶望的なようだ」という話を聞きました。 1.「特別法」、「一般法」 「一般法」「特別法」というのは、「一般法」がより広い枠組みでのルール、考え方を規定している […]
OGPと著作権とインラインリンクと著作権法 旧47条の6
インターネットが情報拡散における第一の手段となって久しいですが、中でもTwitter等のSNSによる拡散は現在のインターネットを使った情報拡散において最重要かと思います。 そんな中、OGP(Open Graph Protcol)というプロトコルもまた […]
アナログゲームの知財について考える
アナログゲームが大好きです。 カードをめくる瞬間、コマを動かす瞬間、 テレビゲームも好きですが、アナログゲームにはテレビゲームには無い良さがありますね。 例えば、スコットランドヤード ババ抜きのババのようなミスターXカードをめぐって参加者の駆け引きや […]
20年近く聴き続けるアマチュア曲に孤児著作物と著作権侵害の非親告罪化を想う
高校、大学、社会人2年目位までバンドをやってました。 学生の間は当然に、社会人になった後も少しの間はプロへの夢を捨ててないくらい没頭してました。 そんな幸せなバンドマン、中でもバンドマンとして一番油が乗っていた大学生の頃、20年近く前のオハナシ。 確 […]
知的財産に関する「使用許諾契約」の罠
「法律と実務は違う」という言葉を時折耳にします。 が、「いくら何でも違い過ぎる」と思うのに、大多数の人が大きな疑問や危機感を抱かずにサラリと流してしまっていると感じる事について少々。 使用許諾契約 アニメや漫画のキャラクターを商品やプロモーションに使 […]
「キャラクター版権」に対する違和感
先日、2/19(日)に東京ビッグサイトにてワンダーフェスティバル、通称ワンフェスが開催されまして、閉会までたっぷりとはいきませんでしたが楽しんできました。 ワンフェスとは? コミケが同人誌等の紙媒体、平面的なモノを中心とした即売会イベントであるのに対 […]
JASRACは嫌いだけど、クリエイターの権利を尊重する世間の意識が低いのも事実というハナシ
WBSをみてムカついた勢いに任せて書いた結果、前回の記事は我ながら口汚くなったものです。 ご気分を害した方もいらっしゃるようで失礼しました。 まぁでも「節度」、特に「弁理士としての節度」みたいな意味不明な事を言うヤカラはどうでもいいけど。   […]
JASRACには微塵も義を感じない
PPAPに続き、「流行りごとは避ける」という自分の中のセオリーに反するのだけれど、WBS見て「カッチーン!」ときたので書きます。 WBSにJASRACの常務理事が出てこんな事を言ってましたね。 「受講料を徴収して(楽曲を)レッスンで利用している以上は […]